ベッドの機能を重視した横長タイプのソファーベッド
前項で紹介した引き出すタイプのソファーベッドはどちらかというとソファーとしての機能を優先させていますが横長のタイプはベッドとしての機能を重視しています。
設計の時点でベッドとしての性能を高めるため、普通のベッドの形に近くしてあります。
多くは背面部分を後ろに倒すことでフラットな状態になり、「ソファー時の肘掛」が「ベッド時のヘッドボード・フットボード」になります。
寝心地を追求するためにも様々な仕掛けがあります。
引き出すタイプのソファーベッドと違って折り込む必要がないため、ウッドスプリングやポケットコイルスプリングなど、ベッドに使用されるような仕組みが用いられているものもあります。
また、普通のウレタンよりも温度によって硬さに変化が出てくる、低反発ウレタンが使われているものも最近になって出てきました。
しかしサイズは引出すタイプより圧倒的に大きく、ワンルームマンションなどは搬入ができないケースも稀に見られます。
長い方の辺が200cmを超えるものは、購入前に自分の住んでいる場所の搬入路となる入り口周辺やエレベーターなどのサイズを入念にチェックしておきましょう。