ソファベッドFIT.S-03F アイボリー

ソファーベッドとは

ソファーベッドとはその名の通り、ベッド(寝台)の機能を持ち合わせたソファーです。
ひとつでソファーとベッドの役割を果たし、スペースを有効に使えることから限られた場所を有効に使いたい人々に特に人気のある家具です。
省スペース、という意味合いでも日本の住宅事情にピッタリなのかもしれませんね。

ホテルや公共機関でも使用されることが多く、高級なものはソファーとしてはもちろんベッドとしても抜群の機能性を誇るものもあります。
シモンズ(※1)などに代表される高級ソファーベッドは座り心地だけでなく、寝心地も良いので遠方からの旅行者にはとくに評価の高いソファーベッドです。

もちろん市販されている簡易型のソファーベッドの何倍、何十倍という値段がしますので、家庭用としては現実的ではないのかもしれません。

しかし、器械式のソファーベッドは長く使うことで稼動部が痛みやすく、毎日ベッドとして使用するのには向いていません。
座る、寝る、という二つの状態で人間の体重を支えているため、ウッドスプリング(※2)、コイルスプリング(※3)などの補強クッション材を入れてもウレタンはへたってきます。

残念ながらウレタンがへたってくると直すことは難しく、座面を取り替えることができないタイプの場合その時点で寿命が尽きたとして考えざるを得ません。
座面や背面に別のクッションを用意するなど、工夫次第ではウレタンのへたりにくくすることも可能です。

単身者にも人気

またソファーベッドは一人暮らしをしている人にも人気があります。
急な来客にも対応できますし、 ソファーとベッドを置くことを考えると部屋を広く、効率的に使うことができるからです。
特にワンルームの一人暮らしの場合は部屋の中に電化製品、家具、照明などすべてのものを収めなくてはなりません。これは意外と大変なことです。

通常一軒家であったり何部屋かあるマンションなら、冷蔵庫やテレビ、食器棚などは家族で共有するものですから、部屋の数に関係なく一つずつあれば充分でしょう。

そうなると一つの家具に二つの役割を持たせるのはスペースの有効利用という面では非常に理にかなったものでもあります。
一個のサイズが大きいだけに、その効果はより高いものになります。
サイズは幅が120cmくらいの小さなものから200cmを超える本格的なものまで多種多様ですが、幅と奥行きの狭いものを選べば圧迫感がなく、部屋を広く見せることもできるでしょう。

このサイトではソファーにはなくてソファーベッドにある利点と注意点に着目してみましょう。

参考

※1 シモンズ
理想の睡眠を追求する、世界最大級のベッドメーカーです。 輸入リビング家具も取り扱っており、シンガポールや台湾にも支社があります。

※2 ウッドスプリング
強くてしなやかな積層材をアーチ状にして、反りを持たせた衝撃吸収材です。通気性がよく、理想の体圧分散を実現すると言われています。

※3 コイルスプリング
マットの内部に使用する渦巻き状のスプリング(バネ)で、ソファーにも使用されることがあります。
一般的なクッション材よりやや高価です。